資料集

実測データから作成した歴史地図とビジュアル年表。
各号で使った図をここに蓄積していきます。

5世紀の朝鮮半島と倭 — 渡来人の道Day 004

高句麗 百済 新羅 加耶(加羅)諸国 畿内へ 好太王碑(414年建立)倭と高句麗の交戦を記す 427年 高句麗が平壌に遷都(長寿王) 鉄資源の産地・加耶倭と深く結びつく 渡来人が海を渡り、漢字・須恵器・機織りなどの技術を倭に伝える 黄海 日本海 ※海岸線は実測データ(簡略化)。勢力圏は5世紀前半頃の模式で、境界は確定的なものではない ※▲=好太王碑(集安)・●=平壌。矢印は人・技術の主な流れ(模式)

高句麗・百済・新羅・加耶の勢力圏(模式)。加耶の鉄資源を窓口に倭と半島が結びつき、渡来人が漢字・須恵器・機織りなどの技術を伝えた。▲は好太王碑(414年建立)。

オリエント — 肥沃な三日月地帯Day 001

肥沃な三日月地帯 地中海 黒海 カスピ海 ペルシア湾 A B C A=地中海東岸(シリア・パレスチナ沿岸) B=ティグリス・ユーフラテス下流 C=ナイル下流 ※海岸線は実測データ(簡略化)。河川・三日月地帯の範囲は概略。現代の国境線は含まない

ティグリス・ユーフラテス川流域から地中海東岸へ弧を描く農耕発祥地帯(範囲は概略)。A=地中海東岸(シリア・パレスチナ沿岸)、B=ティグリス・ユーフラテス下流、C=ナイル下流。

東日本 — 縄文の交易網Day 001

日本海 太平洋 青森・三内丸山 (各地の産物が集まる集落) 新潟・姫川(ヒスイ) 秋田(アスファルト) 新潟(アスファルト) 長野・和田峠(黒曜石) 伊豆諸島・神津島(黒曜石) ●=黒曜石 ●=ヒスイ ●=アスファルトの産地(いずれも代表点) ▲=三内丸山 ※海岸線は実測データ(簡略化)。産地は代表的な地点を示す

黒曜石=和田峠・神津島、ヒスイ=姫川、アスファルト=秋田・新潟。産物は数百kmを超えて運ばれ、三内丸山には各地の産物が集まった。

対照年表 — 前3500年から前1500年までDay 001

前4000 前3500 前3000 前2500 前2000 前1500 縄文前期 縄文中期 縄文後期 三内丸山の集落(前3900〜前2200頃・約1700年間) 大湯環状列石などの記念物の時代(前2000〜前1500頃) シュメール 都市国家の成立(前3500頃) クフ王 大ピラミッド建造(前2560頃) ハンムラビ法典 発布(前1750頃) ピラミッドと三内丸山は同じ時代 世界史(今日の範囲) 日本列島(縄文時代) ※横軸は実時間スケール。時代境界は概略

シュメールの都市国家・クフ王・ハンムラビ法典と、三内丸山の集落(前3900〜前2200頃)を同じ時間軸で。ピラミッドと三内丸山は同じ時代に建っていた。

対照年表 — 前3000年から弥生のはじまりまでDay 002

前3000 前2500 前2000 前1500 前1000 前500 縄文中期 縄文後期 晩期 弥生 弥生開始は両説並立(歴博説 前10世紀〜従来説 前5〜4世紀) シュメール 都市国家・楔形文字の使用(前3000頃) ヒッタイトなど 鉄製武器を使用(前1500頃) アッシリア 全オリエント統一(前7世紀前半) アケメネス朝 成立・中央集権統治(前550頃) 大規模集落・環状集落の発達 環状列石・配石遺構 駆ける使者と濠を掘る人々は、ほぼ同じ頃——連載第2話 世界史(今日の範囲) 日本列島 ※横軸は実時間スケール。時代境界は概略・西暦年代は較正年代

シュメール・ヒッタイト・アッシリア・アケメネス朝と、縄文中期から弥生への移行を同じ時間軸で。弥生開始は両説(歴博説=前10世紀頃/従来説=前5〜4世紀頃)を移行帯で示している。

対照年表 — 前26世紀から5世紀までDay 003

前2500 前2000 前1500 前1000 前500 1 500 縄文時代 弥生時代 古墳時代 弥生開始は両説並立(歴博説 前10世紀〜従来説 前4世紀) インダス文明 都市の最盛期(前2550年頃) アーリヤ人 パンジャーブ進入(前1450年頃) ヘブライ王国 南北分裂(前922年頃) リディア 最古の鋳造貨幣(前650年頃) 西ローマ帝国 滅亡(476年) 倭国大乱→卑弥呼共立 倭の五王・ワカタケル大王 約850年——連載第3話がつないだ距離 世界史(今日の範囲) 日本列島 ※横軸は実時間スケール。時代境界は概略

世界史と日本列島を同じ時間軸に並べた帯年表。弥生時代の開始は両説(歴博説=前10世紀頃/従来説=前4世紀頃)を移行帯で示している。

オリエント — アケメネス朝の「王の道」Day 002

地中海 黒海 カスピ海 ペルシア湾 王の道(約2400km・徒歩約90日) サルデス (旧リディアの都・小アジアの州都) ニネヴェ(旧アッシリア都) スサ ペルセポリス ※海岸線は実測データ(簡略化)。国境線は現代のものを含まない。経路は概略

サルデスからスサまで約2400km。アッシリアの駅伝制を継承・発展させた幹線道路が、広大な帝国の統治を支えた。

インダス文明 — ハラッパーとモエンジョ=ダーロDay 003

アラビア海 パンジャーブ地方(上流) シンド地方(下流) A B インダス川 ※海岸線・河川は実測データ(簡略化)。国境線は現代のものを含まない A・Bは遺跡の実位置(Aは支流ラヴィー川沿い)

A=ハラッパー(パンジャーブ地方・支流ラヴィー川沿い)、B=モエンジョ=ダーロ(シンド地方・インダス本流沿い)。どちらも整然とした計画都市。

アーリヤ人の進入路 — 草原から沃野へDay 003

ヒンドゥークシュ山脈(模式) カスピ海 アラビア海 中央アジアの草原 (乾燥・遊牧の世界) カイバル峠 パンジャーブ地方 (インダスの沃野) ※海岸線・河川は実測データ(簡略化)。経路は概略。前1500年頃のアーリヤ人の進入路

前1500年頃、中央アジアの牧畜民アーリヤ人はヒンドゥークシュ山脈の峠道(カイバル峠など)を越えてパンジャーブ地方へ進入した。

西日本 — 青銅器の分布圏Day 002

日本海 瀬戸内海 太平洋 九州北部 銅矛・銅戈 瀬戸内中部 平形銅剣 近畿 銅鐸 荒神谷・加茂岩倉(島根県出雲) ※海岸線は実測データ(簡略化)。分布圏は模式的な範囲で、分布は排他的でなく重なりもある。 ▲は複数種の青銅器が一括出土し、分布圏区分の再検討を促した遺跡

銅矛・銅戈=九州北部、平形銅剣=瀬戸内中部、銅鐸=近畿。▲は荒神谷・加茂岩倉遺跡(島根県出雲)。分布は排他的でなく重なりもある。

邪馬台国 — 所在地論争Day 003

日本海 瀬戸内海 太平洋 X 北部九州 Y 近畿(奈良盆地) 纒向遺跡 ※海岸線は実測データ(簡略化)。X・Yの範囲は学説上の候補地域の模式。▲は実位置

X=九州説、Y=畿内説。▲は畿内説の有力根拠とされる纒向遺跡(奈良県桜井市)。所在地は現在も確定していない。

※海岸線・河川は実測データ(簡略化)。分布圏・経路・時代境界は模式。地図はすべて実座標から生成しています。地図データ: Natural Earth(パブリックドメイン)。